2004年にTYPE-MOONが発売したPCゲーム「Fate/stay night」を発端に、
壮大なスケールの世界観と重厚な物語が呼ぶ感動がファンを増やし続けてきた「Fate」シリーズ。
そこから2015年に生まれたゲーム「Fate/Grand Order」も、今や全世界で5900万ダウンロードを突破。
現在進行形でさらなる世界の広がりを見せている。
そんなゲームの中で、全体構成を担当する奈須きのこが自らシナリオを担当し、
プレイユーザーの中でも人気のエピソード・第六特異点が「Fate/Grand Order」初の劇場アニメーション化。
2020年12月に公開された『前編 Wandering; Agateram』では、
かつて仕えた王を討つべく彷徨う遍歴の騎士・ベディヴィエールが、ともに戦う仲間たちと出会い、
運命に翻弄されながらも進み続ける姿を、主人公の心情に寄り添い丁寧に描き出した。
そしていよいよクライマックスを迎える
『後編 Paladin; Agateram』では気鋭の演出家・荒井和人が監督を務め、
キャラクターデザインは前編に続き細居美恵子、黄瀬和哉、温泉中也らが名を連ねる。
アニメーション制作は「攻殻機動隊」シリーズや「PSYCHO-PASSサイコパス」などを手掛けるProduction I.Gが担当。
物語の結末を壮大なアクションと世界観、
繊細なキャラクター表現により、美しく、悲壮に描く。
ひとりの騎士が辿り着く、
旅の終わりとは――