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  • 202012.14

    [ 神聖円卓領域キャメロット ]

    12月5日初日舞台挨拶レポートを公開!

    12月5日(土)に全国の劇場にて公開初日を迎えた全世界累計5,700万ダウンロードを突破したスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』初の劇場アニメーション劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-前編Wandering; Agateram』の公開初日舞台挨拶が実施され、主人公・べディヴィエールを演じる宮野真守さんをはじめ、島﨑信長さん、高橋李依さん、坂本真綾さん、川澄綾子さんの豪華キャスト陣が登壇いたしました。当日の舞台挨拶の模様をお届けいたします。

    観客の大きな拍手を受け登壇したキャストのみなさん。公開初日を迎えての気持ちを聞かれ、「皆さんに見ていただけること、本当にありがたく思います」と顔をほころばせた主人公・ベディヴィエール役の宮野さん。 

    本作を見た感想について、「ベディヴィエールの表情が、エンディングに向けて変わっていくところが非常に印象的です。彼は冒頭、孤独を抱え虚ろな表情に見えるのですが、苦しい戦いを経て、絶望の中光を見つけ覚悟を固めていく。そして、そのようなストーリーの中で大迫力のアクションや映像の素晴らしさに圧倒されました」と語りました。
     

     
    つづいて感想をきかれた、ゲームにおける主人公・藤丸立香を演じる島﨑さんは「ゲームをプレイしているとカルデアの視点から物語を見ることが多いのですが、本作はベディヴィエールの視点から描かれているため、カルデアチームも少し違って、スマートに見える。今まで出会ってきた特異点のサーヴァントたちも藤丸やカルデアの面々にこのような気持ちを抱いていたのかなと新鮮な気持ちになりました」と、ゲームと劇場版との印象の違いを明かします。
     
    作品についてマシュ・キリエライト役の高橋さんは「島﨑さんがおっしゃっているように、常にカルデア視点で描かれてきたのですが、今回の劇場版はいつもよりセリフ数が多くない分、ひとつひとつのセリフが後編につながるということを意識しながら演じさせていただきました」と語り、
     
    チーム・カルデアのひとり、レオナルド・ダ・ヴィンチ役の坂本さんは「すごく面白かったです。当初は多くの物語の中からひとつのエピソードを切り取るとどうなるのだろうと思っていたのですが、劇場版はFGOをあまりよく知らない方にも楽しんでいただけるお話になっているかと思います。あとダ・ヴィンチの見せ場がすごくあったのが嬉しかったですね」と自身の登場シーンにも触れつつ、作品の魅力を語った。 
    獅子王役の川澄さんは「前編の最後のシーンを見てショックも受けました。大義の為とはいえ人々を亡き者にしようとしている姿が・・・。ただ、後編を楽しみにしていただける終わり方だったと思います」と後編に向けての思いも語りました。また本作の収録は約1年前だったため、昨今の状況下との違いがあったといいます。「ゲームのFGOは一人で収録していたので、映像作品になることでお互いの気持ちを通わせながらお芝居ができる、その中でキャラクターが深まりそこで生まれる気持ちの変化を感じられることが楽しかったですね。劇場版の収録を通して、ベディヴィエールの愛情の深さを確認しました。だからこそ、こんなにも抱え込んでしまうんだな……と」と宮野さんが話すと島﨑さんは、「鶴岡聡さん演じるアーラシュとの掛け合いによって、ベディヴィエールが変化していくんですよね」と語るなど、注目のシーンで盛り上がります。また劇場版の見どころとして、高橋さんは「劇場版はマシュが大きく成長するきっかけとなるお話です。しっかり演じ切りたいと思います。」と意気込みを語った。 
    その後、坂本さん手がけた主題歌「独白」についてのお話へ。「監督や奈須きのこ先生と打ち合わせをした中で、ベディヴィエールの視点から描いてほしいというお話を頂いたので、ラストシーンの語りつくせない彼の気持ちと、エンディングテロップを見つめるお客さまの気持ちに寄り添えたらいいな・・・と思いながら作りました」と坂本さんが思いを語ります。また宮野さんが歌う後編の主題歌も前編同様に坂本さんが作詞を手がけることが発表されていますが、楽曲について聞かれた宮野さんは「昔からずっと一緒にお仕事をさせていただき、歌も沢山聴いてきた真綾さんに歌詞を書いていただけるのがとても嬉しいです。『独白』はベディヴィエールの思いが素晴らしく描かれているので、その先の思いを描いた楽曲になれればと思いました。」と後編主題歌への手応えを見せました。そしてここで、「後編Paladin; Agateram」のティザービジュアルと、2021年春という後編の公開時期が発表。会場は大いに盛り上がりました。最後に、一人ずつご挨拶と、本作に対する思いをお伺いしました。「すごいところで終わるな…と皆さん感じられたかと思いますが、後編も熱いストーリーになっておりますのでより楽しみにして頂けたらと思います。ベディヴィエールの旅の始まりと終わり、そのすべてを是非たくさんの方にご覧いただきたいです」(川澄さん)「公開を楽しみに待ってくださった皆さまありがとうございました。是非、前編で得た余韻を長く心の中で残していただきながら、後編を楽しみにお待ちいただけたらと思います。」(坂本さん)「このような状況下で足を運んで頂いた皆さまありがとうございました。ラストシーンをしっかり受け取っていただき、ベディヴィエールが何を掴むのか是非、見届けていただけると嬉しいです」(高橋さん)島﨑さんは、会場に向けて「これを聞いてなかった。ご覧になって、いかがでしたか?」と呼びかけると、会場は拍手喝采に包まれます。「ゲームをプレイされた方はもう一度シナリオを読み返していただくのもいいですし、まだプレイされていない方はこれをきっかけにゲームも始めていただくいい機会になるのではないかと。後編も皆さんの期待に応えられる、そしてよりどっぷりつかっていただける作品になっています」(島﨑さん)そして最後に宮野さんが「本当に面白い映画ができました、自信をもってお届けするので、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。僕も後編までしっかり覚悟をもって演じたいと思います。べディヴィエールの固く閉ざされた心が、前編で藤丸やアーラシュたちと出会い少しずつ光を得たと思います。まだベディヴィエールは孤独の中ではありますが、彼の見つけた希望の光がどこへ向かうのか、どのような結末を迎えるのか、是非見守って下さい。」と、前編への自信と、後編に向けての熱い思いを語り、
    舞台挨拶は終了となりました。